今日、3月10日は東京大空襲があった日からちょうど80年。地方から東京にきた私にとっては、歴史の授業では学んでいても、毎年ニュースなどで触れる機会があるのは東京に来てからでした。最近では明日、3月11日の東日本大震災と一緒に毎年思い出されます。

週末休暇をとり、根津での用事から徒歩で不忍池、上野の森美術館と散策し、浅草まで足を伸ばしました。インバウンド効果もあり仲見世通りはすごい人。

人混みを避ようと一つ脇の通り、浅草公会堂の前を通ると「東京大空襲資料展」なる展示会がたまたま開催されていました。
当時の新聞などの資料や写真、空襲体験者の語り部上映など、展示としてはそれほど規模は大きくありませんでしたが、その分逆に空襲の生々しさと体験者の思いに胸を打たれました。
写真撮影等OKとの事でしたが、気軽に掲載して良いものかというショッキングな内容の写真もありましたので割愛し、少しだけ紹介したいと思います。


当時の攻撃目標と戦災消失区域。浅草からほど近い我が家が、真っ赤に染まった戦災消失区域入っていたのには非常に驚きました。

空襲後の仲見世通り。数十分前の仲見世との違いに唖然。


書籍の展示コーナーの中に、子供の頃に読んだ本を見つけました。
「かわいそうなぞう」。確か上野動物園で飼われていたゾウが殺処分される話だったかと思います。
幼い頃の記憶が曖昧ですが、この本は、祖父母が営んでいた小さな理容店の本棚にあったような記憶があります。
祖父母には戦争のことを聞いたり、口にしたりすることはなかったですが、
この本を見て、今思うと悲惨な戦争に対する何かしらの思いはあったのだと思います。
世界に目を向けると、ウクライナでの戦争をはじめとする争いが後を立ちません。二度と戦争は起こしてはならないと改めて思う展示会でした。

