転ばぬ先の…
2024.10.25  田中

はじめまして。

初めてのブログ投稿です!

 

志岐デザイン事務所に入社して、ちょうど一ヶ月が経ちました。

新しい職場はもちろん、オフィスのある荒木町周辺も小さな路地が多くてわくわくしています。

 

最近気になるものを発見しました。

 

志岐デザインのオフィスが入っているNSビルの入り口にある、「段差スロープ」です。

 

一見、なんの変哲もないスロープですが、

 

よく見るとアルファベットがぎっしり。

読んで見ると…

 

NINGEN.ITARUTOKONISEIZANARI

(人間到る処に青山あり)

MIOSUTETEKOSO・UKABUSEMOARE

(身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ)

NARANUKANNIN・SURUGA・KANNIN

(ならぬ堪忍するが堪忍)

ZINZIOTUKUSITE・TENMEIOMATU

(人事を尽くして天命を待つ)

MATEBA・・KAIRONO・・HIYORIARI

(待てば海路の日和あり)

KOROBANUSAKINO・・・「STEPACE」

(転ばぬ先の…「ステップエース」)

 

出勤するたびに人生を説かれる、なんとも威厳のあるスロープでした。

さり気なく商品名をアピールしているのも愛嬌があり、憎いところです。

 

街で見かけるいろんなものを紹介している、

三土たつおさんの『街角図鑑』で「段差スロープの仲間」の項を確認してみると、

 

ステップエース

作られていたのは1990年頃までのようだが、詳しいことが分かっていない。ローマ字で格言が刻み込まれたものもある。

(三土たつお『街角図鑑』/実業之日本社/2016)

 

謎多きステップエース…

 

以来、出歩くたびについつい段差スロープをチェックしてしまいます。

街歩きの楽しみが、ひとつ増えました。

 

素材もデザインもいろいろ。

商品名の自己アピールが多いようです。