THE WICKERMAN
2020.4.2  古屋

前回のブログアップの時には

まさか世間がこんなことになっていようとは思いもよりませんでした..。

 

こんなご時世ではありますが、

話題の「ミッドサマー(Midsommar)」ご覧になりましたでしょうか?

3時間のDirector’s cut版でもあっという間の鑑賞でした。白夜のホラー。

 

その「ミッドサマー」紹介で、

必ずと言っていいほど話題になる「ウィッカーマン」(1973年イギリス映画)

民間伝承などを元にした、いわゆる「フォークロア・ホラー」の代表作として一部で有名です。

 

 

スコットランドの孤島、サマーアイル島で

「少女が行方不明になっている」と匿名の通報を受け、

ロンドンから一人の警部が捜査にやってきます。

島民に聞き込みをしても「そんな少女は存在しない」という答えばかり。

敬虔なキリスト教徒である警部は捜査を進めうち、

ケルトの神々を崇拝する、「異端」な習俗を目にしていきます。

島の豊穣を願う祭り「五月祭」に島民になりすまして参加した警部は….。

 

時代性もあり、「ミッドサマー」の洗練さはありませんが

スコットランドの田舎の風景や祭りでの装束、

習俗のエロチックな表現、そして音楽などが絡み合って

独特の雰囲気を醸し出します。

 

吸血鬼などの役で有名なクリストファー・リー(島の領主サマーアイル卿役)

が、自身出演作で一番気に入っているそうです。

 

日本では80年代にビデオ発売された後、

1998年に初めて劇場公開されました。(99年のカルト映画特集の際、観に行きました!)

 

 

興行などの要望から

複数の長さのバージョンがあるのも有名で

2003年の日本版DVDでextended versionが収録されています。

 

 

最後にサントラCDも。

アシッドフォーク的な世界が展開するいいサントラです。

98年当時、音響派といわれていた

ハイラマズ、トータスといったバンドのメンバーが

影響を語っていた記憶が….。

 

 

日本初公開から20年、

現在発売されているBlue-ray版の解説では

当時不明だった様々なことが判明されています。

「ミッドサマー」ご覧になった方で未見の方いらっしゃいましたら

こちらもぜひ!

 

※「ウィッカーマン」というのはメインビジュアルになっている巨大な人の形をした生贄用の檻のことです。